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函館 – はこだて

Date: Updated:2018/02/07 日本語 , ,

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今回は北海道で札幌と旭川に次いで大きな都市、函館(はこだて)についてご紹介します。

函館は大自然と西洋の風情が合わさった情緒溢れる街です。

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【函館の歴史】

函館は北海道南部にある渡島(おしま)半島の東に位置する港町です。
かつては宇須岸(うすけし)というアイヌ民族の漁村があり、歴史的に重要な役割を果たしました。
ここに河野政通(こうのまさみち)が館を築いたことから、箱館(はこだて)としての発展がスタートしたようです。

明治時代には日本初の港湾として発展し、外国人居住地も整備されました。
隣国ロシアの影響も強く受け、綺麗な正教会も建設されました。

昭和時代に入ると北海道の中心都市としての存在感を発揮し始めましたが、1934年に起きた函館大火を契機に北海道の代表都市の役割が札幌へ移されました。
また日本の高度成長期に整備された航空網が主に東京と札幌を結ぶものになったことから、北海道の玄関口としての函館の立場は弱まりました。

そんな中、1988年の青函トンネル開通で本州と北海道のアクセスが向上しました。
さらに2016年には北海道新幹線が新青森と新函館間で延伸開業しました。
このように少しずつではありますが、函館が昔のように再び繁栄することへの期待が近年大きくなりつつあります。

【函館の特徴】

函館には開拓時代の痕跡が多く見られます。
港町らではの雰囲気が漂い、ヨーロッパを思わせる洋館や教会も目立ちます。

函館のもう一つの特徴は独特な地形でしょう。
東西南部には海が広がり、南部には函館山という古火山もあります。
また函館山の山頂からの夜景は大変素晴らしいものです。

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【函館へのアクセス】

アクセスはこちらです。

 

【函館の観光地】

さっそく函館の観光地を見ていきましょう!

函館は大きく以下の三つの観光エリアに分けられます。
①函館半島と函館山エリア
②五稜郭エリア
③湯の川エリア

今回はこの中から函館半島と函館山エリアについてご紹介します。

函館半島と函館山エリア

「朝市」

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函館駅のすぐ隣では、朝の5時(冬季は6時)から朝市が開かれます。

ここではとても新鮮で美味しい海産物が食べられますよ。

ウニ、イクラ、カニがメインですが、北海道の海で獲られる魚は何でもあります。

しかも東京などと比べると、値段と量共に大変お買い得です!

また朝市では、新鮮ならではのイカの踊り食いもできます。

アクセス:函館駅前から徒歩一分

時間:早朝5時(冬季は6時)~12時(一部店舗は14時ごろまで)

サイト:http://www.hakodate-asaichi.com/index2.php

「金森赤レンガ倉庫」

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朝市から函館山方面へ向かうと、海側に赤レンガ倉庫が立ち並んでいます。

函館が盛んな港町だったときの名残で、現在はレストランやビールガーデン、お土産屋さんとして生まれ変わっています。

はこだて明治館という旧函館郵便局もありますよ。

倉庫の外壁にはアイヴィーというもが咲いています。

赤レンガ倉庫内には、とてもきれいでユニークなお店が多いので要チェックです!

また、倉庫の間にある運河はまるでヴェネツィア運河の様でした。

クリスマスの時期はイルミネーションでライトアップされ、さらにきれいな景色が見られるそうです。

アクセス:函館駅から徒歩約15分、または路面電車の「十字街」停留場から徒歩約5分

時間:9時半~19時まで(季節により変動あり)

サイト:http://www.hakodate-kanemori.com/

 

「元町エリア」

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元町エリアは函館の歴史的中心部です。

函館駅から南西部へ訪れると教会や函館山の緑、そして青い海が目に入り、まるて異国に来たような感覚を味わえるでしょう。

そしてこのエリアは函館半島から扇状に広がる傾斜地です。

いくつかの坂があり、中でも有名な八幡坂(はちまんざか)からは函館港を一望できますよ。

道路の真ん中に立ち記念撮影する方も多いですが、撮影の際は車に気をつけましょうね!

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函館ハリストス正教会は「ガンガン寺」とも呼ばれ、国の重要文化財の一つに数えられています。

建築はビザンティン様式で、建物内には貴重なイコン(聖画像)が飾られています。

教会の周囲はバラなどの花が美しい庭園で、全体が緑にあふれています。

そのすぐ南には風見鶏が目印のカトリック元町教会があります。

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ハリストス正教会より少し西の方には、明治時代に建築された旧函館区公会堂と呼ばれる洋館があります。

金色の屋根と薄青色の壁が対照的で、どの方面から鑑賞しても綺麗です。

二階のバルコニーからは函館港が一望できますよ。

旧函館区公会堂隣の元町公園からも函館港が眺められます。

休憩するにはもってこいの場所です。

元町公園ではときどきコンサートなどのイベントが開催されます。

公園にある建物には函館市観光協会もあります。

元町公園の階段下っていくと旧函館イギリス領事館の建物があります。

館内は函館開港に関する博物館になっています。

このエリアにはまだまだ面白いところがあります。

アイスクリーム通りは元町の観光地をつなぐ道ですが、名前の由来通りたくさんのアイスクリーム屋さんが並びます。

函館外国人墓地からは、海の向こうに駒ヶ岳を一望できます。

また墓地近くの高龍寺(こうりゅうじ)というお寺は、山門に施された彫刻装飾が見どころです。

アクセス:路面電車「末広町」(すえひろちょう)や「ドック前」停留場などから徒歩

 

「函館山」

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函館山の高さは334m、ここから函館全体を一望できます。

この場所へはロープウェイが最も楽しくて早い行き方ではないでしょうか。

空気が澄んだ日であれば、函館山の南から青森県が見えることもあるそうです。

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また、函館山から見える夜景はこの街一番の見晴スポットでしょう。

一番きれいな時間帯は日没の30分後くらいだと言われています。

 

「立待岬」(たちまちみさき)

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路面電車の終点「谷地頭」(やちがしら)停留場から海の方へ向かうと、穏やかな漁師の住宅地を抜けて立待岬に行けます。

途中には墓地が見られ、ここには歌人である石川啄木(いしかわたくぼく)一家のお墓もあります。

立待岬から眺める海と函館山は、断崖絶壁の景観が素晴らしいです。

天気がよければ、ここから津軽海峡の先に青森県が見えます。

五稜郭エリア

五稜郭エリアは函館駅から離れているため、歩いて行くには時間がかかります。

公共交通機関を利用してのアクセス方法をご案内しましょう。

函館駅前から湯の川行路面電車に乗車し、「五稜郭公園前」(ごりょうかくこうえんまえ)停留場で降ります。

停留所からは路面電車できた道を徒歩で直前の角まで戻り、そこから五稜郭タワーまでは直進で向かえます。

 

「五稜郭タワー」

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五稜郭タワーは107mの高さを誇り、この街で函館山に次ぐ高所です。

タワーの展望台からは、星形の五稜郭公園を見下ろせます。

特に、公園の桜が咲いている時期(5月の終わりから6月)はおすすめですよ!

公式サイト http://www.goryokaku-tower.co.jp/

 

「五稜郭公園」

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五稜郭は戊辰戦争(ぼしんせんそう)の頃に造られた日本初の西洋式な城塞です。

開拓の時代、五稜郭は西洋からの侵略の危険性があり函館を守っていました。

地面からは気づきませんが、上から見ると五稜郭公園は星の形をしています。

周囲には運河があり、ボートなども借りることができます。

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中心には、箱館奉行所が復元された建物があります。

この建物は一見和風に見えますが、一般的にイメージされる日本的なお城とは少し印象違うようです。

 

また五稜郭公園は毎年の夏季の週末、函館野外劇の舞台になります。

500人以上のボランティアが参加し、様々な面白い劇を演じられます。

 

湯の川エリア

函館の東側にある湯の川エリアでは、路面電車を終点で降りると温泉街が歓迎してくれます。

函館を広く歩き回った後、ここの温泉でリラックスしてみてはいかがでしょうか?

もちろん日帰り温泉もたくさんあります。

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湯の川温泉という停留場のすぐ隣には無料の足湯もあります。

終点の湯の川停留場の隣にある、湯の川温泉の発祥地を示す湯倉神社(ゆくらじんじゃ)は湯の川エリアの見どころの1つです。

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湯の川停留所の東にはトラピスチヌ修道院があります。

ここは日本初の観想女子修道院で、人気の高い観光スポットです。

特にマダレナケーキとクッキーはお土産として有名ですよ!

湯の川停留場の北には、旧岩船氏庭園(きゅういわふねしていえん)と見晴公園(みはらしこうえん)があります。

この公園では約150種の樹木が観賞でき、秋の紅葉とそれらを照らすイルミネーションは大変人気があります。

 

美味しいグルメ

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最後に、函館の名物料理についても少し紹介しましょう!

朝市で紹介した海産物はもちろんですが、函館にはまだまだ美味しい料理がありますよ。

一つは函館ラーメンで1884年(明治17年)からの長い歴史があります。

種類は様々ですが、透明感のある鶏ガラスープが特徴です。

また洋食と洋菓子もおいしいです。

函館は西洋とのつながりが強く、ロシアとフランス料理の影響を受けています。

 

函館の感想

函館は私の期待を大きく超えた素晴らしい町でした。

大きな都市ではありませんが、観光地としての見どころは本当にたくさんあると思います。

 

また日本でありながら、建物の建築様式などから西洋の雰囲気を感じることができました。

函館は山や海の自然も美しく、ゆっくりとリラックスしながら観光できる街だと思います。

きっとこの記事に書いた場所以外にも、函館を散策していたらたくさんの魅力的な場所を発見できますよ!

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Comment

  1. てつを より:

    このページに掲載されている小沼の脇を走るスーパー北斗の写真、http://photozou.jp/photo/show/2985248/173763170 ここに私が掲載しているものと酷似しているのですがどういう事なのでしょうか。

    原則出展元を公開するのであれば転載そのものは構わないのですが出展元を明記することすら煩わしかったのでしょうか。私の納得のいくように説明してください。

    • Aki より:

      こんにちは。

      まずはてつお様から今回ご指摘いただきました写真の件につきましてお詫び申し上げます。

      不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。

      私たちのサイトでは、通常なるべく自分たちで撮影した写真を使用するようにしています。

      しかし、写真を用意できなかった部分につきましてはGoogleの画像検索で著作権フリーのものを探して使用しております。

      今回は恐らく、この著作権フィルタの不正確だったことから招かれたトラブルに思います。

      悪意はなかったことは申し上げておきたいのですが、同様のトラブルを回避するため、今後は「著作権フリー」と判断された画像であっても出典元を明記するように順次改めていきたいと思います。

      また今回ご指摘ただいた写真につきましては出典元を明記するようにさせていただきますが、てつお様からのご要望がありましたら写真を削除させていただく所存です。

      はる

  2. てつを より:

    一応私としてはクリエイティブコモンズと言う形で『著作者名』、『著作物のタイトル』、『転載元へのリンク』をちゃんと明記してくれるのであれば別に転載してもらっても構わないというスタンスで意思表示をしています。
     このブログは見た感じだと非営利目的で開設されているみたいなのでそれを明記していただければ別に転載していただいても構いません(この場合ですと上記のフォト蔵のページもしくは私のホームページの写真館のどちらかになりますが)。

    次からは転載するときには著作者の意思表示をちゃんと確認とるようにしてください。

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