倉敷(くらしき)
今回は西日本の岡山県倉敷市を紹介します。
倉敷は昔から商業の街で、運送がとても盛んなところです。
現在でも運河がたくさん残っています。
【倉敷の特徴は?】
倉敷は特に江戸時代、お米を各地に配給する役割を果たした街でした。
お米の保管されていた倉庫は街のあちらこちらで見ることができます。
そして倉庫だった建物は、現在ほとんどが喫茶店やお土産屋さん、
博物館などとして利用されています。
中でも一番有名なのが、西洋芸術を扱う大原博物館(おおはらはくぶつかん)です。
大原博物館は日本で最も古い西洋美術館と言われています。
展示されている作品の中には、ピカソやゴーギャン、モディリアーニ、
カンディンスキーの様な、世界的に有名な作家の作品などもあります。
大原博物館の他にも、手工芸品の博物館、おもちゃの博物館、
そして少しテーマに特色の強い修復技術博物館などもあります。
また、倉庫の周りには大きな運河網が広がっています。
江戸時代には、各倉庫からお米を簡単に運ぶように作られた運河です。
運河に沿って柳などが植えてあり、小さな遊覧船で運河を楽しく巡ることもできます。
【倉敷への行き方は?】
東京からアクセスする場合、東海道新幹線と山陽新幹線で
「新倉敷駅」(しんくらしきえき)まで行き下車します(直通あり)。
そこで山陽本線の岡山行きに乗り換え、倉敷駅に到着です。
倉敷駅の南口から10~15分ほど元町通を歩けば運河のある地区です。
元町通に対して並行して通っている商店街を歩くのも楽しいですよ!
倉敷駅からは大原美術館を通るバスに乗ることもできます(料金は160円)。
【倉敷を訪ねてみた感想】
倉敷はとても印象的なところでした。
運河の周りを歩きながら見える、倉庫の白い壁と黒い屋根のコントラストが美しかったです。
そして、以前は紡績工場として機能していたアイビースクエアというところも面白かったです。
アイビースクエアは植物の ツタに壁面が覆われている赤レンガの建物で、
中にはお土産屋さんやレストラン、ホテルなどがありました。
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