鎌倉 (かまくら)

太平洋に臨む神奈川県の鎌倉は、1180年ごろからおよそ150年間、鎌倉幕府として日本の中心地でした。
現代でもこの時代の面影が非常に濃く残っています。

今回は変わらずに活気が溢れる鎌倉をご紹介しましょう!!

 

【鎌倉の特徴は?】

現在の鎌倉は、関東において東京に並ぶ外国人観光客からの人気観光スポットになっています。

鎌倉大仏をはじめ、長谷寺や円覚寺などはこの地域のシンボルです。

鎌倉市は三方を山に囲まれ、南方には相模湾(さがみわん)があります。
かつての幕府が鎌倉に置かれた理由は、これらの自然が要塞の働きをしていたため、地理的に利点があったからとされているんです。

そのため、地理的な防御が働く一方、当時は鎌倉へのアクセスがとても困難でした。

山や峠に跨がる狭い道などが造られ、これらは鎌倉七口とも呼ばれています。

寺社

鎌倉は幕府として京都に並ぶ日本の第二首都となり、権力的にも芸術的にも非常に栄えました。

鎌倉時代を代表する著名人の一人は日蓮です。

彼は仏教の日蓮宗を開き、政治の中心地であった鎌倉で布教活動を行いました。

日蓮が書いた有名なものに、立正安国論(りっしょうあんこくろん)が挙げられます。

この貴重な作品は彼が鎌倉に滞在した時に記したものです。

また、日蓮が活躍した場所には現在多くのお寺が建立されています。

安国論寺(あんこくろんじ)苔寺(こけでら)はその代表例ですよ。

一般に八幡宮と訳される鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)は、鎌倉を代表する大切な寺社です。

八幡宮は神社でありながら建物の様子は仏教の寺院に似ており、天台宗のお寺でもあります。

八幡宮へ続く1800mの参道には、樹齢1000年以上のイチョウ並木がありました。

しかし2006年の嵐によって倒されてしまったそうで残念です…。

高徳院は鎌倉の西側にあり、有名な鎌倉大仏で知られています。

この仏像は阿弥陀仏と呼ばれ、1252年に彫られたとされています。

大仏の高さは13.35m、奈良の大仏に次いで日本で二番目に大きな仏像です。

ちなみに鎌倉の大仏は阿弥陀如来(あみだにょらい)、奈良の大仏は盧舎那仏(るしゃなぶつ)だそうで、仏様の種類が異なります。
鎌倉大仏はもともと奈良の東大寺のように木の建物の中に保管されていましたが、15世紀に起こった津波によって、建物だけが流されてしまいました。

北鎌倉駅の近くに瑞鹿山円覚興聖禅寺(ずいろくざんえんかくこうしょうぜんじ)(通称、円覚寺、えんがくじ)があります。

谷戸(やと)という丘陵地が浸食されて形成された谷に沿って造られました。

ここは鎌倉を代表する禅寺で、中国の「宋朝」に感化された舎利殿には「仏様の歯」らしきものが保管されています。

海と自然

寺社の他にも、鎌倉は長い砂浜で有名です!
駅から約20分で行けるのは、小さな川に隔たれている二つの砂浜。

東側にあるのは材木座浜(ざいもくざはま)で、西側にあるのが由比ヶ浜(ゆいがはま)ビーチです。

夏は多くの観光客で溢れており、周辺にはたくさんのお店が並びます。

鎌倉のビーチではサーフィンを楽しむ方も多いですよ!

さらに西へ移動すると江ノ島があります。

この島は砂州で内陸とつながっており、土日にはフェリーでも行くことができます。

江の島には観光施設が多く、洞窟やお寺、そして水族館もあります。

島の南はごつごつした海岸になっており、美しい景色が広がります。

そしてここの名物はシラス丼がです!

また、江の島については別の記事で詳しくご紹介しますね!

 

歴史ある寺院の散策やショッピングの他にも鎌倉にはおすすめの楽しみがあります。

それは山歩きです!

鎌倉の山の中には、森林を歩みながらお寺や神社を巡るトレイルコースがたくさんあるのでご紹介しますね。

祇園山では高所から鎌倉の町と海の景色が一望できます!

このエリアでは、歴史に名高い北条政子(ほうじょうまさこ)のお墓や、腹切り櫓(はらきりやぐら)、日蓮宗の妙本寺(みょうほんじ)などを訪れることができます。

高徳院(鎌倉大仏)の近くにある、銭洗い弁天へ向かうトレイルコースもおすすめです。

銭洗い弁天には小銭を湧水で洗う伝統があり、ここで洗ったお金は倍に増えるという伝承があります!

 

鶴ヶ丘八幡宮の北側には建長寺というお寺からは、鎌倉で最も距離の長い(1時間半前後が必要です)トレイルコースがあります。

ここは特に秋の紅葉が綺麗で、雄大な森林を歩いた先は石の庭がきれいな瑞泉寺へ出ます。

 

鎌倉への行き方】

アクセス情報はこちら!

 

【鎌倉を訪ねてみた感想】

鎌倉は大好きな場所なので何度も訪れています!

初めての時はバスツアーでしたが、二回目からは電車で行きました。

連休や祝日の鎌倉は観光客がとても多いです!

そのため、もしコインロッカーを利用したい場合は注意してくださね。

私が訪れたときにはロッカーの空きがなく、駅員さんにアドバイスをいただいて西口の商店街にあるカメラ屋さんで荷物を預かってもらえました!

駅員さん、教えてくださってありがとう!!

 

感想に戻りますね!

鎌倉は駅前から賑やかでした。
東口の外から始まる商店街を歩き、鶴ヶ丘八幡宮に向かいました。

この商店街は、ほとんどが観光客向けのお土産屋さんや食堂です。

お洒落なお店や、かんざし等の伝統的な小物を売っているお店が並びます。

鶴ヶ丘八幡宮の広い境内はいつもたくさんの人々で溢れかえっています。

境内には池があり、さらに進むと舞殿がありました。

この建物では結婚式が行われるのを見かけました。

外国人観光客をはじめ、多くの人たちがこの伝統的なシーンの写真を撮っていました。

舞殿の後ろには、長い階段がありました。

この長い階段を登りだしたとき、左手側には前述の樹齢1000年といわれるイチョウが見えました。

長らくこの場所を見守ってきた樹木は残念ながらなくなってしまいましたが、嬉しいことに新しいのが植えられましたよ!

きっとまた1000年、この場所を見守ってくれることと思います。

階段の先は上宮でした。

この木造の建物は非常に大きく、お賽銭をする人たちが非常に多かったです。

ここにいると、祈りで大勢の手が叩く音が聞こえました。

 

八幡宮を出てから、海までまっすぐに伸びる広い道を歩きました。

この道には長い桜並木があります。

春に行けばきっときれいだと思いますよ!!

 

海に着くと由比ヶ浜という長い砂浜がありました。

ここを訪れたのはまだ早い春の季節で、ちょっと冷たい風も吹いていましたがそれが気持ちよかったです。

空気が澄んでいれば、遥か遠方に伊豆大島なども見えるそうですよ!

 

渚をしばらく散歩してから、砂浜を抜けてまた町に入りました。

次の目的地は鎌倉の有名な大仏がある高徳院です。

江ノ電というレトロな路面電車の長谷駅付近の踏切を越えて、もう一度商店街っぽい道を歩きました。

長谷寺というお寺が左手側にありました。

長谷寺は庭園の紅葉がとても高く評価されている場所です。

また、お寺の中には約10mの高さを誇る木像があります。

残念ながら、長谷寺に立ち寄る時間があまりなかったので次回こそは訪れてみたいです!

道を進みながら大仏に着くまでの時間をソフトクリームを食べて楽しみました。

この辺りはやはり観光客で最も賑わっていました。

拝観料を納めて高徳院に入ると、大きな大仏が目の前に現れます。

この場所は3回ほど訪れましたが、やっぱり初めて鎌倉大仏を見たときは一番感動しました。

その時の気持ちを上手く表す言葉はなかなか見つかりませんが、厳格で荘厳な大仏の姿を前にして戸惑いました!

 

私が初めて鎌倉を訪れたときは他のヨーロッパの学生たちと一緒にいたのですが、

修学旅行で西日本から来たような日本人の高校生たちと一緒に記念写真を撮り、仏像の周りを一緒に歩きました。

初めて高徳院を訪れた際には気づきませんでしたが、二回目の際には大仏の中にも入ってみました。

私が訪れた時は20円の拝観料で大仏内に入ることができ、実際に中が・・・空洞だと分かりました!

別の機会に鎌倉で訪れたのは、北方にある円覚寺でした。

円覚寺は観光客が多いエリアの外にあり、割と静かで穏やかな雰囲気があるので癒されます。

さらに円覚寺の周りは緑や山が多く、ひっそりとしていました。

ここは、美しい木造の建物が多く立ち並んでいました。

以上は、私が訪れた鎌倉の感想でした。

 

鎌倉は本当に数えきれない見どころを誇る街なので、一度で全てを巡るのは不可能に思います。

観光客はたまに多すぎると思われるかもしれませんが、それはこの鎌倉が日本の首都から一番近い「歴史や寺社がいっぱいの町」だからなのです。

鎌倉はゆっくりと巡っていただきたい場所なので、もしよかったら東京から訪れるのであっても一泊ほど宿泊して、山に隠れているお寺などの雰囲気も思いっきり堪能してみてはいかがでしょうか?

 

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