古き時代の日本を味わえる街が中部地方にあります。
場所は岐阜県北部の飛騨高山(ひだたかやま)(通称:高山)です。
民俗、芸能や天然記念物、自然山岳景観などが魅力のスポットですよ!
【飛騨高山の特徴は?】
高山市は飛騨(ひだ)地方の代表都市で、面積が2 177,67 km²の日本で最も大きな市町村です。
その面積の92%以上は森林で覆われています。
そして高山の周辺の山々の中には、標高が3000メートルを超える乗鞍岳(のりくらだけ)もあり、夏はハイキングを楽しむ登山客たちで賑わいます。
高山市の中心部には昔ながらの街並みが広がっています。
この街は昔から大工技術が栄えてきたため、現在でも大変貴重な建物が見られます。
また年に春と秋の2回にわたり開催される高山祭というお祭りは日本三大美祭として高く評価されています。
職人が手掛けたからくり人形の披露や、総勢数百名からなる祭り行列などが見どころですよ!
【飛騨高山への行き方は?】

東京や近畿から行く場合は、まず名古屋駅を目指します。
・東京から
東京から場合、名古屋までは東海道新幹線で一時間ほどです。
名古屋からは高山行き、もしくは富山行きの「ひだ」や「ワイドビューひだ」の特急に乗り換えれば、およそ2時間半で高山駅に到着です。
東京からの運賃は1万4千円ほどです。
東京の「京王バス」(けいおうバス)では、新宿から高山市までの往復を毎日6便を運行しています。
片道運賃は6500円ほどで、所要時間はおよそ5時間30分です。
(詳細は以下を参照: http://tinyurl.com/lfkgukq)
・北陸から
北陸からはアクセスはさらに便利です。
富山県には空港もあり、飛行機で富山空港まで来れれば富山駅までは路線バスが出ています。
富山駅から特急「ひだ」にのれば1時間半ほどで高山駅に到着できます。
(詳細は以下を参照: http://tinyurl.com/kvrzqga)
高山駅からは、高山市にあるほとんどの観光地へ徒歩でアクセスできます!
【飛騨高山を訪ねてみた感想】
高山市へは秋と冬に訪れましたが、それぞれの季節に独特な雰囲気がありました。
高山駅から東へ少々歩けば宮川(みやがわ)という川にたどり着きます。
ここに架かる橋を渡ればすぐに古町です。。
古町は宮川に並行して広がる町で、通りにはたくさんの古い建物が立ち並んでいます。
これらの建物の中には江戸時代から現在まで続くものもあるのですが、これらの建物が醸しだす雰囲気はなかなか言葉で言いあらわせません。
古風なたたずまいがとても心に落ち着きました。
建物は民家からお土産屋さん、レストランや居酒屋、小さな美術館など様々ですよ!
高山駅から南に向かい中橋を渡ると、高山陣屋(たかやまじんや)という建物があります。
高山陣屋は江戸時代に幕府がこの地を直轄領として管理するために設置した代官所です。
現在、この建物は博物館になっています。
入り口の門がとても立派で、時代劇に出てくるような外観でした。
高山陣屋の前では、毎日朝市が開かれているようです。
また、高山市には東山というエリアがあります。
道は少し狭いですが、古い街並みが綺麗です。
ここには多くの神社仏閣も集まっているので、散歩コースにするのにもってこいだと思いました。
高山観光では宿泊することもおすすめです。
見どころが多いという理由もありますが、高山市からは同じ岐阜県北部の白川郷(しらかわごう)へも比較的簡単にアクセスできます。
そして夏季には周辺の山々で景観やハイキングなども楽しめると思いますよ!