I luoghi più magici del Giappone, con un occhio di riguardo verso le bellezze nascoste di questo Paese!
 
首里城 – しゅりじょう

首里城 – しゅりじょう

このたび、首里城は2019年10月31日深夜2時過ぎに発生した火災によって正殿と北殿、そして南殿などの主要な建物が全焼してしまうという悲劇に襲われました。
もともと1980年代から約30年にわたって再建工事が続いてきましたが、2019年1月にようやくその工事が終わったばかりです。
首里城は沖縄の文化の象徴であり、県民の方々にとっての誇りでもあったと思います。
今回の令和元年の火災で大部分が消失してしまったことは、日本の観光地や文化を紹介してきた私たちAround Japanメンバーにとっても残念で仕方ありません。
首里城の一日も早い復興を願っています。

以下の首里城の記事は2014年に初めて執筆しました。
令和元年の火災と経て首里城の形は変化してしまいましたが、沖縄を象徴してきた首里城の魅力を当時のまま皆様に知っていただけるよう、本記事も当時のままお届けしていこうと思います。

2020年6月更新

新型コロナウィルスが万円している時期ですが、2020年5月25日の全国における緊急事態宣言の解除及び政府対処方針の改定を受けて、まずは沖縄県内にお住いの皆様に復元が進む首里城の姿をご覧いただくため、令和2年6月12日より一般公開を開始します。

詳細はこちら

(Around Japan 一同)

沖縄県の中心である那覇市には、たくさんの見どころがあります。
今回はその中から、首里城(しゅりじょう)をご紹介しましょう!

【首里城の特徴は?】

SONY DSC

首里城は沖縄県の他のお城(グスク)と共に世界遺産に登録されています。
立派な造り建物で、本土のお城とはスタイルが少し違います。
明治時代より以前、沖縄は日本から独立していた王国で琉球(りゅうきゅう)と呼ばれていました。
首里城の外観は鮮やかな朱色をしており、この琉球文化の影響を感じられます。

琉球がいつごろからある王国だったのかは不明ですが、恐らく中世時代の西暦1400年より以前に遡るのではないかと考えられています。
当時、琉球王国はまだ統一途中の段階で、首里城などのお城(グスク)は多くの戦争で重要な役割を果たしました。
首里城は過去の争いで4度破壊され、その度に再建されてきました。
最後に損害を受けたのは1945年の沖縄戦で、現在見られる首里城は1992年に丁寧な再建を経たものです。

SONY DSC

首里城は那覇市街より4キロほど離れた山の上にあります。
守礼門(しゅれいもん)瑞泉門(ずいせんもん)などの城壁や門をいくつか通ると、目の前に派手な正殿の姿が現れます。

前に述べたように、首里城は日本の定番的なお城と違い、外観は朱色が基調になっています。
屋根瓦のスタイルは、日本のお城より中国の建物の様子に近いかもせれません。
正殿の両側には北殿と南殿があります。
建物の中は博物館になっており、琉球文化に関連する展示が見られます。

また、首里城は海抜130mほどの標高にあるため、那覇港ときれいな沖縄の海が一望できるのも特徴です!

【首里城への行き方】

SONY DSC

まずは沖縄県の那覇空港を目指しましょう。
シーズンによっては航空券が高価ですが、LCCの格安航空券を入手できれば1万円で往復できることもあります。

那覇空港に着いたらゆいレール(那覇の都市モノレール)に乗車し、終点の首里駅までいきます。
駅から徒歩20分ほどで首里城に到着できるでしょう。
また、首里駅からはバスで首里城前まで行くことも可能です。
ゆいレールの一日券を首里城の入場口で提示すれば、入場券割引が受けられます。

【首里城を訪ねてみた感想】

SONY DSC

初めての沖縄旅行だったので、首里城への訪問はとても楽しみにしていました。
ホテルがあった那覇市の国際通りから駅のところまで歩きゆいレールに乗りました。
ゆいレールは高架線になっているため、街が広く見渡せて良かったです。
首里駅から首里城へ向かう経路は少しややこしかったのですが、道沿いに首里城への案内標識があり迷わずたどり着けました。

SONY DSC

首里城の門の前に到着すると、それまで見ていた日本のお城と明らかに異なる印象を感じました。
辺りにはヤシの木などの植物が見られました。
石段を登り、門の下をくぐりながら進む中で、特に印象的だったのは瑞泉門でした。
この門は国宝に指定されており、すぐ隣には龍樋(りゅうひ)という湧水の出ている場所もあります。
龍樋は龍の形をした蛇口から水が出ており、かつて王宮では飲用水として利用されていたそうです。

SONY DSC

瑞泉門を越えると大きな広場が広がり、中央には下之御庭(しちゃぬうなー)と呼ばれるきれいな庭がありました。
ここには広福門(こうふくもん)と呼ばれる最後の門があり、これより先は有料区域となります。

SONY DSC

広福門から中に入ると堂々とした正殿がすぐに見えました。
正殿は朱色の壁に明るい色の瓦屋根をしており、さらに両側の建物は対称性に造られています。
まるでタイムマシンに乗って過去の世界に来てしまったような気分になりました。
正殿の中には色々展示されておりましたが、特に王座の装飾が立派でした。SONY DSC

首里城は私が体験した沖縄旅行の中で、美しい海に並んでとても印象に残ったスポットです。
沖縄旅行の際はぜひ首里城を訪れてい見てくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください