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「ひろめ市場」
高知城の近くには特色ある市場があります。
ひろめという名前はここに住んでいた幕末の土佐藩家老の深尾弘人蕃顕(ひろめ・しげあき)に由来があるそうです。
この市場は1998年にはじまり、60店舗以上のお店が集まっています。
市場の中には屋根があり、多くのイスとテーブルが並んでいます。
観光途中の休憩にぴったりの場所です。
観光客はもちろん、高知市民にも日頃から親しまれています。
ひろめ市場はいつも賑わっており、現地の人とのふれあえる場所です。
ひろめ市場のグルメでおススメなのが鰹(かつお)のタタキです。
鰹の表面を炙って冷やし、カットして薬味とタレをかけて食べます。
別名「土佐造り」です。
鰹は炙ることで薫製に似た香ばしさがつき、身の余分な水分が減ることで食感が向上します。
さらに味が濃厚になる効果もあるんですよ。
およそ750円で、なかなかボリュームのある美味しい鰹のタタキが味わえます!
アクセス:土佐電鉄(とさでんてつ)の「大橋通」停留場から徒歩約1分
「五台山」
高知市街から東へ少し離れた五台山に竹林寺(ちくりんじ)というお寺があります。
竹林寺は四国八十八カ所霊場にも数えられるお寺で、立派な建物や五重塔が見どころです。
お寺の近くには牧野植物園があります。
植物園の中では植物学者の牧野富太郎(まきの・とみたろう)が行った研究を見ることができます。
園内には3000種類近くの植物が栽培されており、とても興味深いです。
アクセス:「MY遊バス」(マイユウバス)で高知駅とはりまや橋からアクセス可能
(MY遊バスの詳細はこちら:http://tinyurl.com/lwld6t2)
「桂浜」
桂浜は高知の南にある美しい砂浜です。
ここ海はとても美しいのですが、残念ながら強い海流のため遊泳が禁止されています。
その代わり、桂浜の周辺にはいくつかの見どころスポットがありますよ。
桂浜の近くでは坂本龍馬の彫刻が見られます。
幕末時代、彼は薩摩藩と長州藩の中を仲介し、明治維新に多大な貢献をしました。
また桂浜の近くには、小さな神社もあります。
この神社は高台の上にあるので、ここから広い海が眺望できるでしょう。
アクセス:「MY遊バス」(マイユウバス)で高知駅とはりまや橋からアクセス可能
(MY遊バスの詳細はこちら:http://tinyurl.com/lwld6t2)
【高知を訪ねてみた感想】
高知県は5月に訪れました。
大阪から夜行バスを利用し、高知へ到着した朝はまだ少し肌寒かったです。
高知駅は2階に線路が通る高架駅で、1階には改札口隣に観光案内所もあります。
最初にここで、高知の地図やおススメの観光情報を入手しました。
駅前広場には路面電車の停留所があります。
まずはこれを利用して、はりまや橋へ向かい、高知城を訪れました。
路面電車の窓から見える広い道路には、端の方にヤシの木が植えてありました。
高知城に到着したのはまだ早朝で、他に訪れている人々は少なかったです。
そのため私は天守閣を独り占めすることができました!
高知城観光を楽しんだ後は、ひろめ市場を訪れました。
時刻はちょうど昼時で、テーブルへは相席で座りました。
もちろんここで食べたのは鰹のタタキ!
とても美味しくて大満足でした。
残念ながら桂浜と五台山は訪れなかったのですが、次回はぜひ訪ねてみようと思います。
丸一日あれば今回の記事でご紹介したスポットを全て巡ることも可能かと思いますが、
もし時間があれば一泊二日くらいのゆとりを持つのがお薦めです。