大阪府は日本で2番目に面積の小さな都道府県です。
そんな大阪には、賑やかな都市部以外にたくさんの自然があることをご存知ですか?
今回は秋の紅葉がきれいな箕面公園(みのおこうえん)をご紹介します!
【箕面公園の特徴は?】
箕面公園は大阪府北部にある箕面市から近い渓谷です。
箕面駅からは約3km長さの遊歩道があり、高さ33mの箕面滝まで続いています。
途中、小さなお寺や緩やかな坂道もあります。
秋に訪れれば紅葉を眺めながらの散策が楽しめるでしょう。
箕面滝へ向かう途中の見どころをご案内します。
箕面昆虫館(みのおこんちゅうかん)は、昆虫について学びながら子どもから大人まで楽しめます。
たくさんの可愛らしい蝶々が飛んでいる放蝶館は必見ですよ!
瀧安寺(りゅうあんじ)というお寺は富くじ発祥の地とされています。
富くじは江戸時代に流行った宝くじです。
数字の書かれた札を発売し、期日に抽選を行うというものでした。
みごと当選すれば幸せが授けられるというものだったそうです。
箕面公園の名産は紅葉天ぷらです。
文字通り紅葉の葉っぱを天ぷらにしたこの料理は日本でも珍しい料理です。
箕面公園の他にも、京都の高雄などで味わうことができます。
お食事の際は温かいうちにどうぞ!
【箕面公園への行き方】
アクセスについてここをクリック!
【箕面公園を訪ねてみた感想】
箕面公園へは何度か訪れることができ、季節によって移り変わる風景を楽しめました。
初めて箕面公園を訪れたのは秋で、紅葉がきれいでした。
紅葉の見ごろは11月頃です。
箕面駅を出るとかわいい商店街が続き、ここを歩いて公園入口に向かいます。
長閑な雰囲気の商店街を進むと箕面ホテルがあり、
エレベータで上まで登ると周辺の美しい風景が見られます。
箕面公園までの道は木々の中へ続いており、ここには瀧安寺というお寺があります。
このお寺では平安時代に造られ、国宝に指定されている「木造如意輪観音坐像」が見られます。
箕面公園への道の途中では猿を目撃したこともありました。
かわいい猿たちですが、もし発見してもエサをあげてはいけませんよ。
道の途中には高さ33mの滝もあります。
樹木に囲まれた滝の姿は一際豪快ですよ!
滝の近くには野鳥が多く生息している様子でした。
この滝の近くからは、いくつかのハイキングコースが分岐しています。
海の見える展望台や、箕面市の勝尾寺(かつおうじ)というお寺へ続くコースがあります。
中には10kmくらいのコースもあり、山歩き経験のある方にはおススメです。
箕面公園は大阪に近く、半日ほどあれば気軽に自然を満喫できます。
紅葉の季節は特に綺麗なのでおススメです!