世界の一番長い吊り*橋はどこの国にあるでしょうか?
その答えは日本です!
今回は淡路島を経由して本州と四国を結ぶ、明石海峡大橋をご紹介します。
【明石海峡大橋の特徴は?】
明石海峡大橋は全長3991mを誇り、世界で一番長い吊り橋*として有名です。
またこの橋はただ長いだけでなく、その大きさにも圧倒されます。
主塔の高さは約298mで、道路は海面から47mの高さです。
「パールブリッジ」という愛称は、橋全体が白色であることが由来です。
*2016年現在
かつて本州と四国を結ぶ橋がなかった頃は、それぞれの行き来を船で行っていました。
しかしフェリー沈没事故などがきっかけとなり、1986年から1998年までの工事を経て明石海峡大橋は完成を迎えます。
初期の段階では鉄道が通る計画もありましたが、建設費の事情から見送られたそうです。
鉄道のためのスペースは確保されているそうなので、もしかするといつか四国新幹線が開通するかもしれませんね!
本州側には海上プロムナード(展望台)があります。
ここは恐らく、この橋で最も興味深いところかもしれません。
海上プロムナードの中に入ると、エレベーターで道路の真下まで行くことができます。
そこには売店やレストランなどのお店があるほか、橋の中央へ向かって歩くこともできます。
また本州側には橋の科学館もあります。
中には明石海峡大橋の模型もあり、橋が建設された時代など、橋についての詳細を知ることができます。
さらに明石海峡大橋を最大限に楽しみたいのであれば、約300mを誇る主塔に登る体験ツアーがありますよ!
体験ツアーは予約制で、毎日2回行われています。
ツアー料金には前述の海上プロムナードと橋の科学館の入館料が含まれています。
ツアーの最初には説明会もあり、それからガイドさんと一緒に柱の上まで行きます。
ここからは素晴らしい景色が見られますよ!
なお、かなりスリリングな体験なので、高所と閉所恐怖症の方にはおススメできません…。
【明石海峡大橋への行き方】
行き方に関しては、ここをクリックください。
【明石海峡大橋を訪ねてみた感想】
明石海峡大橋は世界一長い吊り橋として、以前から興味がありました。
神戸市内を過ぎると、明石海峡大橋へと向かう電車の車窓から橋の様子がよく見えました。
舞子駅を出てすぐに、巨大な橋の姿が目の前に現れます。
まずは海上プロムナードを訪れました。
中に入り、最初は橋についての歴史を学びました。
館内は小さな博物館になっており、テレビの映像から橋の建設当時の様子を伺い知ることができます。
とても勉強になりました。
それからエレベーターに乗って、最上階まで行きました。
ここにはレストランやお土産の
売店があり、時々イベントも開催されているそうです。
屋外に出ると大変冷え込んでいました。
標高が高いため、強い風が吹いていることが多いです。
一番エキサイティングだったのは床が透明になっていることでした。
床の真下は海です!
私が明石海峡大橋を訪れた際は、主塔に登る体験ツアーについて知らなかったのですが、今度このツアーもぜひ体験もしてみたいと思います。
明石海峡大橋の近くには砂浜もあり、特に夏は海水浴やバーベキューを楽しむ人々で活気があります。
近くを訪れる際には足を運んでみてはいかがでしょうか?