今回は九州の伝統的な街、太宰府(だざいふ)を紹介します!
福岡市から近いため、アクセスが便利なところも魅力ですよ。
【太宰府の特徴は?】
太宰府は福岡県の中部にあり、福岡市からは南東約16キロの場所にあります。
お寺や神社、また歴史の豊かな街で、九州北部の旅行では押さえておきたいスポットのひとつです。
太宰府は歴史の長い町です。
7世紀、九州筑前国(ちくぜんのくに)に政治の中心として設立されました。
アジア諸国と交流していた博多港との繋がりも強かったそうです。
当時の太宰府は、日本の中でも特に外交へ尽力していた都市でした。
時が経つにつれ、太宰府の政治経済に対する役割は少なくなりました。
しかし現在でも、この街には貴重な昔の遺産が数多く残っています。
太宰府天満宮は京都の北野天満宮と共に、全国天満宮の総本社とされています。
平安時代の菅原道真公(すがわらのみちざねこう)が祭られている天満宮は、日本各地にあります。
菅原道真は学問の神様とも言われているため、太宰府天満宮へは受験の合格祈願に訪れる学生が多くいます。
また、太宰府には九州国立博物館があります。
大変大きくて近代的な青の建物です。
中にはアジア諸国の視点から見た、日本の歴史について展示もあります。
太宰府について詳細は、太宰府観光協会のサイトもご参照ください。
(http://www.dazaifu.org/index.html)
【太宰府への行き方は?】
太宰府へのアクセスについてはこちら
【太宰府を訪ねてみた感想】
太宰府へは11月ごろに訪れました。
太宰府はとても歩きやすい街で、主な観光地へは徒歩で行くことができます。
太宰府駅前の太宰府門前町と呼ばれる参道は、太宰府天満宮まで続いています。
参道にはたくさんのお土産店や古い茶屋が立ち並んでおり、休憩できる場所なども多かったです。
最初に訪れたのは、919年に建設された太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)でした。
太宰府天満宮は梅でも有名です。
ここには梅の木が6000本も植えてあり、花の咲いている季節に行けばとてもきれいな景色が見られます。
残念ながら、私が訪れた季節には梅の開花を見ることができませんでした。
また境内には、漢字の「心」の形をした池もあります。
池にはきれいな赤い橋が架かっていました。この橋は時間の経過を象徴しているそうです。
太宰府天満宮より南側には1273年に建設された光明禅寺(こうみょうぜんじ)という臨済宗(りんざいしゅう)のお寺があります。
境内には2つの素晴らしい枯山水(かれさんすい)の庭があり、私はお寺の中に座りながらしばらく眺めてました。
庭に落ちる木漏れ日が綺麗でした。
帰り路に、少し疲れていたので、表参道を臨む喫茶店で休憩をしました。太宰府の銘菓は「梅が枝餅」が特に有名です。おススメの喫茶店は、かさの家です。
ここは美味しい抹茶を飲みながら、美しい庭園に癒されました。